強い紫外線が降りそそぐ沖縄の過酷な環境で育ったパワーあふれる植物、海の栄養分を豊富に含んだ海藻。「&Resort」シリーズには、紫外線ダメージにアプローチする沖縄の自然素材がバランスよく配合されています。インタビュー#4では、夏鈴さんが体験してきた沖縄と東京での紫外線対策の話、自然素材が私たちのお肌にもたらしてくれる恵みについてお届けします。

沖縄は、本州と比べて強い紫外線が通年降り注いでいるので、紫外線による肌へのダメージが気になりますよね。 地元の人たちは、日中に海で遊ばない、なるべく外に出ないという話を聞きますが、夏鈴さんはいかがですか？

「母のアドバイスで小さな頃から念入りに紫外線対策をしてきました。『今しっかり対策しておかないと、大人になったら大変なことになるよ』って散々言われてきたので、日焼けしたくないという意識が自然と身についていましたね。昼間はなるべく外を歩かないようにして、出るなら日焼け止めクリームを塗ったり、日傘や帽子を使ったり。海に入るのは朝や夕方。日中海に行くならＴシャツやラッシュガードを着て肌を出さないようにするっていうのが、地元の人の日常だと思います。昔、気を付けていても日焼けしてしまったことがあって、そのときはぽつぽつと小さな白いニキビができました。こんなにダイレクトに肌に出るんだと紫外線の怖さを実感しましたね」

紫外線のダメージで起こる肌トラブルは、怖いですよね。乾燥やシミ、シワ、たるみ、角質肥厚など、エイジングの原因にもなってしまいます。「&Resort」は、そうした紫外線ダメージをケアするためにどうしたらいいかと研究を重ねた結果、沖縄の自然素材を配合することに辿りつきました。

「私の大好きな月桃もその素材の一つですよね。月桃の葉は抗菌・防虫作用があるから、ムーチー（餅）を包んだり、防虫スプレーにしたり、沖縄の暮らしのいろいろなシーンで使われてきた歴史があるけど、それを最初に化粧品に活かそうと思いついた昔の人はすごいなって。この前、改めて『&Resort』の商品の成分を見てみたら、月桃以外にも沖縄の自然素材がたくさん使われていて、こんなにいろいろ入っているんだって驚きました。沖縄の植物には、やっぱり独特のパワーがあるんですか？」

沖縄は、気温と湿気が高く、紫外線も強い過酷な環境ですよね。そんな中、沖縄の植物がなぜあんなにたくましく育つことができるのか？　研究していくと、自分の身を守るために内側に必要な栄養を蓄えていることがわかったんです。特に抗酸化作用が高いことが特徴ですね。

「なるほど、植物たちは自分の身を守るため必死に頑張ってるってことですね。どおりで、沖縄の植物は、色鮮やかで、生命力がみなぎっている。人間の肌にとって過酷な環境は、植物にとっても同じ環境なんですね。だから、植物の栄養をお肌に取り入れることで、人間の肌も健やかになれる。すごく納得しました（笑）。人も植物も同じように生きているんだって思うと、また自然が愛おしく思えるというか、今まで以上に愛情が湧いてきますね」

近年では、沖縄以外も、全国的に紫外線量が増加しているようです。 夏鈴さんは、東京で暮らしていたときも、紫外線対策は念入りにされていましたか？

「沖縄は車社会なので、外を歩かなくても移動できるけど、東京は電車やバスがメインだから、移動のために歩かないといけなくて。毎日、直射日光を浴びるので、沖縄と同じようにしっかり紫外線対策をしていましたね。とにかくアスファルトの照り返しがすごくて、沖縄より暑いと思ったことがあります（笑）。あの頃、『Ryu spa』の月桃葉エキス入り化粧水を使っていて、肌トラブルが改善されたんですけど、さっきの植物のパワーの話を聞くと、沖縄の自然素材に助けられていたんだなって感じます」

旅行で沖縄に訪れる方々へ、夏鈴さんから紫外線対策のアドバイスはありますか？

「沖縄の紫外線は思っている以上に強いので、日中海に出たり、外を歩くときは、しっかりプロテクトして、日焼けしてしまったらその日のうちに念入りに保湿して、ダメージ対策を万全にしていただくのがよいと思います。あとは、海に入る方が日焼け止め商品を選ぶときは、環境に優しいものを選んでいただけたら嬉しいですね」

昨今は、サンゴや海洋生物への影響を考慮した日焼け止め商品が販売されていますよね。 『&Resort』のタラソベールUVも、そのひとつです。

「そうですよね。海洋深層水をベースに海に優しい素材でできていると聞きました。白くなりにくく、すっとなじむテクスチャーで、使い心地もすごくよかったです。私はこれまで、沖縄の自然にたくさん助けられてきたので、そうやって自然への負担の少ないものを選びながら、愛を持って自然と調和していくように生きていけたらいいなと思います」